room 1331

福島 菜菜

Nana Fukushima

昇るのか下がるのか
歩く花
歩く花と共に行く
歩く花と長老
  • 2016年 京都嵯峨芸術大学(現 嵯峨美術大学)
        修士課程芸術研究科芸術専攻(造形絵画) 修了

    制作の概念
    歩く花を描いている。
    彼らを描くようになったのは、17歳の時に初めて読んだ「こんな夢をみた」から始まる、
    夏目漱石の『夢十夜』がきっかけだった。この本の中にある感情が花にもあるのなら、彼らは何を考えているのだろう。人間はどう思われているのだろう。子ども時代、大切にしてもらった日本に貢献できる画家になろうと思う日々である。優しい心のある時代を願い、歩く花がきげん良く生きる風景をこれからも描き続けたい。

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