ラウル・デュフィRaoul Dufy

薔薇と蝶々

Profile

フランス、ルアーヴル生まれ(1877-1953)
1900年パリに出て、レオン・ボナのアトリエに学んだが、1905年頃アンリ・マティスの影響でフォーヴィスムに転向。
明るい透明感のある色彩、軽快な調子の筆触で独自の世界を築く。
1912年頃ポール・セザンヌの影響を受け、厳しい画面構成に努めるが、彼特有のリズム感のある作風を保ち続けた。
水彩画にもその才能は発揮され、タピスリー、ステンド・グラスなど装飾芸術の活動も盛んに行った。
ファッション・デザイナーのポール・ポワレとの知遇を得て、テキスタイルのデザインも手がける。