海野由佳 Umino Yuka

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PROFILE

私はフェミニストでもなく、女性の性だけを見つめているのではありません。

只、自分の身体が女性の性別を持っているのだという事は認めなければなりません。さらに、現代を生きる上でそれに付属する事象も受けなければなりません。

多くの人々が性別に関わる悩みと、深い興味と、抗えない欲を持ち、無自覚のうちにもそ れらに操られています。私には、その様子はとても人間らしく、日常的な営みのように思 います。

性別とそれに作用される身体、そして精神の疎通について考えています。

個々の身体が実際に取っている距離感と、体感的な距離感は必ず一致するものではありません。身体的な感覚が体外の範囲にまで疎通しているように思える瞬間があり、それは空間や他の個体を包容します。

身体的/体感的な距離感がせめぎ合う様子は、とても日常的で人間らしい営みのように思え ます。

しかし、個々の身体が疎通し境界線を無くした瞬間には、また一つの単体となって個体へ還ってしまいます。


[ 個 展 ]

2010年 個展 green / 京都嵯峨芸術大学 アートプレイスU2(京都)
2012年 ここに一つの存在がある / gallery 1(神戸)

[ 公募展、グループ展など ]

2010年 第74回 新制作展 入選 / 国立新美術館(東京)
2012年 Painting Point / 同時代ギャラリー(京都)
one room'12 / 京都嵯峨芸術大学クラブBOX(京都)
第40回 京都嵯峨芸術大学 卒業制作展 / 京都市美術館2011
第64回 関西新制作展 新作家賞 受賞/ 原田の森ギャラリー
UMINO Yuka × KAWAGUCHI Yoko exhibition / 京都嵯峨芸術大学 アートプレイスU2(京都)
2013年 near/far / Art Space MEISEI (京都)
Container Drawing Project / 神戸ビエンナーレ アートインコンテナ (神戸)
2014年 Phase Transition / 2kw gallery(大阪)
思考する視線 / Art Space MEISEI(京都)
Exhibitionism/SANSEIDO GALLERY(神戸)
神戸アートマルシェ2014

GALLERY

創治朗

FLOOR MAP

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