EXHIBITION

渡邉貴子 Takako Watanabe

  • 渡邉貴子

    水の記憶
    W190×D160×H330mm

  • 渡邉貴子

    貫入装飾筒茶碗
    W110×D110×H85mm

INFORMATION

PROFILE

1981年 神奈川県横浜市生まれ
2003年 文化女子大学生活造形学科工芸コース陶芸専攻卒
2006年 愛知県立瀬戸窯業高校 陶芸専攻科 修了 フリーで作家活動を開始
2010年 吹きガラス作家の幸 勝也と共に『創作スタジオ ユクリテ』設立
2006年 女流陶芸展入選(京都市美術館/京都)
2006年 グループ展「伍色展」(GALLERY龍屋/愛知)
2007年 瀬戸市美術展 陶芸部門美術展大賞(瀬戸市文化センター 愛知)
2008年 渡邉貴子個展~カタリ~(GALLERY龍屋/愛知)以降毎年個展開催
ビアマグランカイ7 入選
日々 ~幸勝也・渡邉貴子 二人展~(ギャラリー茶里夢/三重)
グループ展「百花瀬」(ギャラリー方圓/東京)
ギャラリー企画展「A-TO展」(ユニグラバス銀座館/東京)
グループ展「ハコニワ」(CCAAギャラリーランプ/東京)
2011年 第15回 新生展 うわむき賞
第47回 神奈川県美術展 入選
2012年 Gallery UG(東京)個展開催(以降毎年)
2013年 YOUNG ART TAIPEI(台北) Gallery UGより出展
神戸アートマルシェ GALLERY龍屋より出展
その他ギャラリー企画グループ展参加多数

VOICE

今回、KAM2014に出品した自身の作品について、こだわった点、苦労した点、
作品に対する思いをお聞かせください。
陶磁器という素材、技法を使っている事で特に人形作品などオブジェの制作には、素材の状態やタイミング、最終的に焼成するという事で造形的にも規制が出てくる部分はありますが、その中でもこの素材技法だから出せる質感や存在感を意識しています。器の作品に関しても、焼き物独特の自然現象である貫入(釉薬のひび割れ)を利用したオリジナルの装飾技法で、なかなか安定して模様を出すのは難しい技法ですが、長い歴史のある陶芸の伝統的な部分と、新しい表現とを融合させた作品になっていると思っています。
これまでにたくさんの作品を制作してきたと思います。あなたはなぜ作品を作るのでしょうか?その理由と制作に取り組むときに大事にしているポイントをお答えください。
なぜ陶芸なのかをあらためて考えた時に思い出すのは、縄文弥生土器の展示会場で観た1つの土器です。造形的に派手な火焔土器などとは違うとてもシンプルな一見さらりと流してしまうような円錐型の土器でした。けれどその土器に施された模様を観て衝撃を受けました。整列した三日月型の細かな装飾は明らかに人間の爪痕で、それを見た瞬間初めて、その土器を作った1人のヒトを意識し、目の前にそのヒトを見る様な感覚を覚え鳥肌が立ちました。長い時を越え作った人間の手跡が残る。今も昔も基本的な作りは何も変わらない陶芸とはそんな仕事なのだという事を意識して自身の作品を作っていきたいと思っています。
出展作品の制作過程と作品に対するコンセプトを教えてください。
人形作品は、陶の手びねりで制作します。中空になる様、紐状の粘土を積み上げていく形で作り、乾燥後、素焼き、陶芸用の顔料や釉薬を使って色付け施釉の後本焼き。貫入装飾の器作品は磁土の主にロクロ成形です。(作品によっては板状の土を組み立てるタタラ成形もあります。)削り、乾燥後、素焼き。自身で作っている数種類の釉薬を使い分けて施釉。本焼き。窯から出てから数日、貫入が育っていくのを確認し模様になってきたところで墨入れをして仕上げます。人形作品は人間だけでなくあらゆる動物や植物、自然のイメージを融合させた様な作品達。器は上にも書いた様に伝統と新しさの融合で生まれるオリジナルの装飾技法です。そしてどちらも陶磁器という素材、技法だから出来る事、質感、存在感を意識して制作しています。

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